ベイト工法 (地上設置型)

特徴

白蟻の生態を利用した駆除方法です。
ベイト剤を白蟻に食べさせ、白蟻を巣ごと根絶します。

駆除内容

調  査:

白蟻の生息状況を調査し、ボックスの設置場所、設置数を検討します。

設置投与:

ボックスを設置し、ベイト剤を投与します。

点検補充:

白蟻の誘導状況、ベイト剤の食害量、ベイト剤喫食による白蟻の活性低下動きなどを点検します。必要に応じ、ベイト剤を追加します。

撤  去:

白蟻の壊滅を確認し、ボックスを撤去します。

地上設置型ベイトボックス
工期

工事期間はシロアリの活性が良い時期(4月中旬~9月初旬)で約2ヶ月~3ヶ月です。
気温が低いなど、白蟻のベイト喫食量が少ない時や巣の大きさ等により、3ヶ月より長くなります。

※優れた駆除工法ですが、予防効果はありません。シロアリの根絶を確認した後、新たなシロアリの侵入を防ぐために、薬剤による予防、または維持管理をお勧めします。

維持管理型しろありベイト工法

建物を長期的に維持管理するためにベイト工法をシステム化したものです。
シロアリは、地中を移動して餌を探し回っています。そこで、建物周辺にベイト剤を入れた容器を埋めておくと、餌を探しているシロアリがその容器にたどり着きベイト剤を食べ始めます。
シロアリの絶滅を確認した後、容器に残ったベイト剤やシロアリの死骸を取り除き、新しいベイト剤を入れ、別のシロアリの集団の侵入を監視します。

地中設置型ステーション
ベイト剤